デジカメを使う際、「SDカードはなんでもいい」と考える方も多いかもしれません。
しかし、適切なSDカードを選ばないと、撮影データの保存に問題が生じたり、カメラの性能を十分に発揮できなかったりする可能性があります。SDカードを選ぶ際に大切なのは、カメラの対応規格を確認することです。
古いカメラでは最新の規格に対応していないこともあります。また、容量や転送速度も重要なポイントです。特に動画撮影や連写撮影を行う場合は、速度クラスや容量に注意を払う必要があります。
この記事では、SDカードの規格や容量、転送速度、耐久性を含む選び方を解説します。さらに、信頼できるメーカーを選ぶことや、最適な購入場所の選択についても触れていきます。自分の撮影スタイルに合ったSDカードを選ぶことで、撮影中のトラブルを避け、スムーズなデータ保存を実現できます。※この記事はプロモーションを含みます。
デジカメ SD カード なんでもいい?最適な選び方
デジカメ SD カード 記事のポイント
-
- SDカードの種類と規格の違い
- デジカメに適した容量と選び方
- 動画撮影向けのSDカード選び
- 正しい転送速度の選び方
- 信頼性の高いメーカーと製品選定
デジカメのSDカードはなんでもいいの?
デジカメ用のSDカードを選ぶ際、「なんでもいい」と思う方もいるかもしれません。しかし、適切なSDカードを選ばないと、撮影データの保存に問題が生じたり、カメラの性能を十分に発揮できなかったりする可能性があります。
まず、デジカメで使用するSDカードは、カメラ本体が対応している規格や容量を確認することが必須です。古いカメラでは最新のSDカード規格に対応していないことがあり、認識しない場合があります。また、動画撮影をする場合は、書き込み速度が遅いSDカードでは録画が途中で止まることもあります。
例えば、高画素の写真や4K動画を撮影する場合、「スピードクラス10」以上、UHSスピードクラス1または3のSDカードを選ぶのが基本です。さらに、128GB以上の容量を選べば、長時間の撮影でも容量不足に悩むことが少なくなります。

一方で、普段使いのスナップ写真程度であれば、そこまで高性能なSDカードは必要ありません。32GB~64GB程度の容量で、スピードクラス「10」のSDカードがあれば十分対応できます。
規格 | 容量範囲 | 対応機器の例 |
---|---|---|
SD | ~2GB | 古いデジカメ・一部の携帯端末 |
SDHC | 4GB~32GB | コンパクトデジカメ・一部のビデオカメラ |
SDXC | 64GB~2TB | 最新のデジカメ・一眼レフ・4K動画対応機器 |
SDUC | 2TB~128TB | 今後発売予定の高性能機器向け |
つまり、デジカメに適したSDカードを選ばなければ、撮影中のデータ消失や撮影速度の低下などのトラブルにつながる可能性があるため、用途やカメラの性能に応じた適切なSDカードを選ぶことが大切です。
SDカードを買うときに気をつけることは?
SDカードを購入する際には、価格や容量だけで選ぶのではなく、用途や使用機器に適したものを選ぶことが重要です。間違ったSDカードを購入すると、カメラやその他の機器で正常に動作しないことがあるため、以下のポイントに注意しましょう。
① SDカードの規格を確認する
SDカードには、「SD」「SDHC」「SDXC」「SDUC」といった規格があります。古い機器では「SDXC」や「SDUC」規格のカードを認識しない場合があるため、使用するカメラが対応している規格を事前にチェックすることが大切です。
② 容量の選び方
容量の大きいSDカードほど多くの写真や動画を保存できますが、カメラによっては対応できる最大容量が決まっています。例えば、一部の古いカメラは「32GB(SDHC)」までしか認識しないこともあります。長時間の動画撮影をする場合は128GB以上のSDXCカード、静止画メインなら32GB~64GBで十分です。
③ 転送速度の確認
SDカードには「スピードクラス」「UHSスピードクラス」「ビデオスピードクラス」などがあり、書き込み速度の目安になります。特に動画撮影をする場合は、最低でも「スピードクラス10」「UHSスピードクラス1」以上のものを選ぶのがおすすめです。
④ 正規品・信頼できるメーカーを選ぶ
安価なSDカードの中には、偽造品や品質の低いものもあります。特にネット通販では、容量偽装や耐久性に問題がある製品も流通しているため、SanDisk・Transcend・Lexarなどの信頼できるメーカーの正規品を選ぶことが重要です。
⑤ SDカードの耐久性を考慮する
SDカードは消耗品であり、長期間の使用や過酷な環境では劣化が早まります。防水・耐衝撃・耐X線・耐温度機能を備えた高耐久タイプを選べば、データの消失リスクを減らせます。特にドライブレコーダーやアクションカメラに使う場合は、高耐久モデルを選びましょう。
⑥ 購入場所の選択
SDカードは家電量販店、オンラインショップ、コンビニ、100円ショップなどで購入できますが、価格が安いからといって信頼性の低いショップで購入すると、偽造品や初期不良に遭遇するリスクが高まります。できるだけ保証がついた正規代理店や公式ストアでの購入が安心です。
容量 | 静止画(2400万画素) | フルHD動画 | 4K動画 |
---|---|---|---|
32GB | 約1,250枚 | 約4時間50分 | 約1時間7分 |
64GB | 約2,500枚 | 約9時間40分 | 約2時間15分 |
128GB | 約5,000枚 | 約19時間20分 | 約4時間30分 |
256GB | 約10,000枚 | 約38時間40分 | 約9時間 |
512GB | 約20,000枚 | 約77時間20分 | 約18時間 |
SDカードの速度クラスと用途の違い
スピードクラス | 最低保証速度 | 用途 |
---|---|---|
Class 2 | 2MB/秒 | 低画質の静止画 |
Class 4 | 4MB/秒 | 通常の写真撮影 |
Class 6 | 6MB/秒 | 連写撮影 |
Class 10 | 10MB/秒 | フルHD動画・高画質写真 |
UHSスピードクラス 1 | 10MB/秒 | 高速連写・フルHD動画 |
UHSスピードクラス 3 | 30MB/秒 | 4K動画・プロ向け撮影 |
ビデオスピードクラス V30 | 30MB/秒 | 4K動画・高解像度撮影 |
ビデオスピードクラス V60 | 60MB/秒 | プロ向け4K動画・高速転送 |
ビデオスピードクラス V90 | 90MB/秒 | 8K動画・業務用撮影 |
デジカメ用おすすめSDカード一覧
用途や性能ごとにおすすめのSDカードを紹介します。
静止画・一般的な撮影向け
- SanDisk Extreme PRO UHS-I SDXC 128GB
- 速度・耐久性・コスパのバランスが良い
- 最高書き込み速度:90MB/s、読み込み速度:200MB/s
- 一眼レフ・ミラーレス・コンデジに最適
- SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC 128GB UHS-II V60
- コスパの良いUHS-II対応モデル
- 最高書き込み速度:150MB/s、読み込み速度:280MB/s
- 価格が比較的安く、コスパ重視ならおすすめ
動画撮影向け(4K・8K対応)
- Angelbird AV PRO SD MK2 256GB V60
- プロ仕様のSDカードで、4K RAW動画撮影も可能
- 最高書き込み速度:160MB/s、読み込み速度:280MB/s
- 信頼性が高く、高負荷な撮影向け
- SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC 256GB UHS-II V90
- 8K動画撮影にも対応する超高速SDカード
- 最高書き込み速度:290MB/s、読み込み速度:300MB/s
- 高速連写やプロユース向けの性能
- Exascend Essential UHS-II SDXC Card 128GB V90
- 最大読み取り速度300MB/s、最大書き込み速度260MB/s
- 8K動画撮影・業務用撮影にも対応
- 耐久性が高く、長時間録画にも安心
スマホ・ゲーム機用(microSDカード)
- SanDisk Extreme microSDXC 128GB
- スマホ・Nintendo Switch用におすすめ
- 最高書き込み速度:90MB/s、読み込み速度:160MB/s
- アプリやゲームデータの高速読み込みが可能
- Samsung EVO Plus microSDXC 256GB
- スマホ・タブレット用のコスパ最強モデル
- 最高書き込み速度:90MB/s、読み込み速度:130MB/s
- 高耐久で、広範なデバイスに対応
ポイント
- 静止画メインなら「SanDisk Extreme PRO 128GB」
- 動画撮影なら「Angelbird AV PRO SD MK2 256GB」以上を推奨
- スマホやSwitchなら「SanDisk Extreme microSDXC 128GB」がおすすめ
使用用途に合わせて、最適なSDカードを選びましょう!
以上のポイントを押さえてSDカードを選べば、トラブルを避けながら快適にデジカメやその他の機器を使用できます。
デジカメでSDカードが使えないのはなぜ?
SDカードがデジカメで認識されない原因はいくつか考えられます。ここでは、主な理由と解決策を紹介します。
1. SDカードの規格がカメラに対応していない
SDカードには「SD」「SDHC」「SDXC」「SDUC」という規格があり、デジカメの対応範囲を超えるカードは使用できません。例えば、古いデジカメは「SDHC」までしか対応しておらず、「SDXC」は認識されないことがあります。
例:対応可能なSDカードの目安
デジカメの対応規格 | 使用可能なSDカードの種類 | 最大容量 |
---|---|---|
SD対応機種 | SDのみ | 2GBまで |
SDHC対応機種 | SD、SDHC | 32GBまで |
SDXC対応機種 | SD、SDHC、SDXC | 2TBまで |
対策:カメラの説明書やメーカーサイトで対応規格を確認し、それに合ったSDカードを使用する。
2. SDカードのフォーマットが異なる
SDカードは「FAT16」「FAT32」「exFAT」などのファイルシステムでフォーマットされています。例えば、「exFAT」にフォーマットされたSDXCカードは、古いカメラでは認識されない場合があります。
対策:パソコンでカメラ対応のフォーマット(FAT32など)に変更してから使用する。
- FAT32フォーマット:
- 最大容量:32GBまで。
- 一般的に使用されるフォーマット形式。
- 一部の古いカメラや機器では、FAT32形式でフォーマットされたカードのみ対応することがある。
- ファイルサイズの制限があり、単一ファイルの最大サイズは4GB。
- exFATフォーマット:
- 最大容量:2TBまで。
- FAT32の後継フォーマットで、大容量のSDカードに対応。
- 4GBを超えるファイルの保存が可能(例えば、4K動画など大容量データを扱う用途に最適)。
- 主にSDXCカードに採用されており、最近のデジタルカメラやビデオカメラでも広く使用されている。
- NTFSフォーマット:
- 主にPCのハードドライブで使用されるファイルシステム。
- SDカードでNTFSフォーマットを使用すると、カメラやその他のデバイスが認識しない可能性が高い。
- 高容量のデータを扱う際に使用されることがあるが、カメラでは非推奨。
- UDF(Universal Disk Format):
- 主にDVDやブルーレイディスクで使用されるファイルシステム。
- 一部の機器でSDカードにUDF形式が使用されることがあるが、ほとんどのデジカメでは対応していない。
- カメラ専用フォーマット:
- 一部の高性能カメラや機器は、専用のフォーマット方式を使用することがあり、一般的なPCでは認識できないことがある。
- 特殊なカメラや録画機器では、独自のファイルシステムを使っている場合がある。
- フォーマット変更時の注意点:
- フォーマットを変更すると、SDカード内のデータはすべて消去されるため、事前にバックアップを取る必要がある。
- フォーマット形式を間違えると、カードがカメラや他の機器で認識されないことがあるので、使用するデバイスの推奨フォーマットを確認することが重要。
- SDカードの初期化とフォーマット:
- 新しいSDカードをカメラに挿入した際には、最初にフォーマットする必要がある場合がある。
- カメラ専用のフォーマットを行うことで、カードの最適化や問題回避が可能になる。
これらのフォーマット方式は、SDカードの容量や用途に応じて選択することが重要です。特に、カードを異なる機器で使用する場合は、対応フォーマットを確認してから使用するようにしましょう。
3. SDカードの接触不良・破損
カードスロットの端子部分に汚れやホコリが付着していると、正しく認識されないことがあります。また、SDカード自体が破損している可能性もあります。
対策:SDカードを乾いた布で軽く拭き、スロット部分のホコリも取り除く。別のSDカードで動作確認する。
4. カメラのファームウェアが古い
最新のSDカード規格に対応するために、カメラのファームウェアアップデートが必要な場合があります。
対策:メーカーの公式サイトで最新のファームウェアがあるか確認し、アップデートを行う。
メーカー | ファームウェアダウンロードページ |
---|---|
Canon | Canon ファームウェアアップデート方法 |
Nikon | Nikon ファームウェアダウンロード |
各メーカーのサイトで、使用しているカメラのモデルに対応した最新のファームウェアをダウンロードし、指示に従ってアップデートを行ってください。ファームウェアの更新により、カメラの性能向上や新機能の追加が期待できます。
5. SDカードのロック機能がONになっている
SDカードの側面にはロックスイッチがあり、ONになっていると書き込みができず、エラーが出ることがあります。
対策:ロックスイッチを解除してからカメラに挿入する。
まとめ
- カメラの対応規格を確認する(SD、SDHC、SDXC)
- フォーマットをカメラ対応のものに変更する
- SDカードとカメラの端子部分を清掃する
- カメラのファームウェアを最新にする
- SDカードのロック機能を解除する
上記のチェックを行えば、SDカードが使えない原因を特定しやすくなります。
SDカードのサイズと対応機器を確認しよう
SDカードには複数のサイズがあり、機器によって使用できる種類が異なります。購入前に対応サイズを確認しましょう。
1. SDカードのサイズと特徴
SDカードには以下の3種類のサイズがあります。
SDカードの種類 | サイズ(mm) | 主な使用機器 |
---|---|---|
SDカード | 24×32×2.1 | デジタルカメラ、ビデオカメラ、ノートPC |
microSDカード | 11×15×1 | スマートフォン、タブレット、ドライブレコーダー、ゲーム機 |
miniSDカード | 20×21.5×1.4 | 古い携帯電話、デジカメ(現在はほぼ廃止) |
デジカメは基本的に「SDカード」に対応していますが、一部の小型カメラでは「microSDカード+変換アダプター」が必要な場合もあります。
2. SDカードのサイズと用途の関係
使用する機器によって適したSDカードのサイズが異なります。
機器別おすすめSDカードサイズ
機器 | 推奨SDカードサイズ | 備考 |
---|---|---|
デジタルカメラ | SDカード | 一眼レフ・ミラーレス・コンデジで使用 |
スマートフォン | microSDカード | iPhoneは非対応、Androidは一部対応 |
ドライブレコーダー | microSDカード | 耐久性の高いものを選ぶのがベスト |
ゲーム機(Switchなど) | microSDカード | UHS-I以上の高速モデル推奨 |
ノートPC | SDカード | 一部の薄型PCではスロットなし |
デジカメには基本的にSDカードを使用し、スマホやゲーム機にはmicroSDカードを選びましょう。
3. microSDカードをSDカードスロットで使う方法
microSDカードをデジカメで使用する場合は、「microSD→SD変換アダプター」を使えば、通常のSDカードスロットに挿入できます。ただし、接点が増えるため、読み取りエラーが発生しやすくなるデメリットもあります。
安定した撮影・保存を行いたいなら、デジカメには直接SDカードを使用するのがベストです。
まとめ
- SDカードには「SD」「microSD」「miniSD」の3種類がある
- デジカメでは基本的にSDカードを使用する
- スマホやゲーム機ではmicroSDカードが主流
- microSDカードは変換アダプターでSDカードスロットでも使えるが、接触不良のリスクがある
SDカード選びで迷ったときは、機器の対応規格を確認し、最適なサイズを選びましょう。
SDカードの容量の目安と選び方
SDカードの容量は、使用目的やデバイスによって選ぶ必要があります。例えば、デジタルカメラやビデオカメラ、スマートフォンなど、それぞれに適した容量が求められます。容量が大きいほど、より多くのデータを保存できますが、その分価格も高くなるため、使用シーンに応じた容量選びが重要です。
デジタルカメラを使って静止画を撮影する場合、カメラの画素数や撮影モードによって必要な容量は異なります。例えば、約2400万画素のカメラであれば、32GBのSDカードで約1,250枚程度の写真が保存できます。しかし、連続撮影やRAW形式で撮影する場合は、より大きな容量が必要となります。その場合、64GB以上の容量がオススメです。
また、動画を撮影する場合は、動画の解像度により必要な容量が大きく変わります。フルHD動画の場合、32GBで約2時間25分、4K動画では約1時間7分程度保存できます。4Kや高解像度で長時間録画する場合は、128GB以上のカードを選ぶと安心です。
さらに、カードのフォーマットにも注意が必要です。SDカードにはSD、SDHC、SDXCなどがあります。SDは最大容量2GB、SDHCは最大32GB、SDXCは64GB以上に対応しており、最近のカメラやスマートフォンはSDXC規格に対応していることが多いです。そのため、容量が大きいカードを選ぶ場合は、機器の対応規格を確認することが大切です。
SDカードの価格表とコスパの良い選択
SDカードの価格は容量だけでなく、転送速度やブランドによっても異なります。例えば、同じ容量でも、UHS-IやUHS-II規格に対応した高速カードは価格が高くなります。高性能なカードは、特に連写や4K動画撮影において大きなメリットがありますが、一般的な使用には必ずしも必要ではありません。
以下に、一般的なSDカードの価格帯と容量ごとの目安を示します。
- 32GBのSDカード: 約1,000円~2,000円
- 日常的な写真撮影やフルHD動画撮影に適しています。容量的にも十分で、コストパフォーマンスが良い選択肢です。
- 64GBのSDカード: 約2,000円~4,000円
- 少し多めに保存したい方や、4K動画撮影を行う場合に適しています。転送速度にも注目して選ぶと、より快適に使用できます。
- 128GBのSDカード: 約4,000円~8,000円
- 4K動画や連写撮影を多く行うユーザーにおすすめです。容量も大きく、長時間の撮影にも対応可能です。
- 256GB以上のSDカード: 約8,000円~15,000円
- プロフェッショナルなカメラマンや、長時間の撮影を行う場合に最適です。動画やRAW画像の保存には最適ですが、日常的な使用にはオーバースペックとなることがあります。
コストパフォーマンスを重視するなら、使用目的に合わせて容量と転送速度のバランスを考えることが重要です。例えば、写真撮影メインであれば、64GBのカードで十分に長期間使用できますが、4K動画撮影を多く行うのであれば、UHS-II対応の128GBや256GBカードを選ぶと良いでしょう。
また、価格はオンラインショップや実店舗で異なるため、購入前に価格比較をすることで、よりお得に購入できる場合があります。
デジカメ SD カード なんでもいい?おすすめと購入ガイド
おすすめ商品
高速転送(最大90MB/s)で、容量も十分。写真・動画撮影に最適で、コストパフォーマンスが高い。
高速転送(最大150MB/s)と優れたコストパフォーマンス。動画撮影や連写撮影に最適。
高速転送(最大160MB/s)で、4K RAW動画にも対応。耐久性が高く、過酷な環境でも使用可能。
4K RAW動画撮影が可能な高速転送(最大160MB/s)。信頼性が高く、プロ仕様に最適。
8K動画撮影にも対応。高速連写や大容量データの保存がスムーズに行える最上級モデル。
デジカメ用SDカードのおすすめは?
デジカメ用のSDカードは、撮影目的やカメラの種類によって選び方が変わります。最も重要なポイントは、カメラの仕様と使用する撮影スタイルに合わせて選ぶことです。特に、写真や動画を撮影する場合、カードの容量や転送速度が性能に大きく影響します。
例えば、日常的なスナップ撮影や旅行など、一般的な静止画撮影をする場合には、SanDisk Extreme PRO UHS-I SDXC 128GBなどの製品がオススメです。このカードは、高速転送が可能で、容量も十分にあり、価格と性能のバランスが非常に良いです。また、4K動画を撮影する場合にも適応できるため、動画撮影を行うことが多いユーザーにも便利です。
一方で、連写撮影を頻繁に行うカメラマンや、RAW画像で撮影することが多い場合は、SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC 128GB UHS-IIなど、高速転送が可能なUHS-II対応のカードがより適しています。UHS-II規格は、データの書き込み速度がUHS-Iよりも速く、連続撮影や大容量の画像データの保存がスムーズに行えます。
おススメデジカメ用SDカード | おすすめポイント |
---|---|
SanDisk Extreme PRO UHS-I SDXC 128GB | 高い転送速度(最大90MB/s)と耐久性。4K動画にも対応可能で、コストパフォーマンスも良好。初心者からプロまで幅広く使用可能。 |
SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC 128GB UHS-II | UHS-II対応で超高速転送(最大150MB/s)。連写撮影やRAW画像の保存に最適。プロフェッショナル向けのカード。 |
Exascend Catalyst UHS-II SDXC Card 256GB V60 | 4K RAW動画撮影や高解像度画像に最適な速度と容量を提供。耐久性が高く、過酷な環境でも使用可能。 |
Angelbird AV PRO SD MK2 256GB V60 | 高速連写や高精細な4K RAW動画撮影が可能。UHS-II対応で、高品質のデジタルカメラに対応。長時間撮影にも安心。 |
SUNEAST ULTIMATE PRO SDXC 64GB UHS-II | 高転送速度(最大150MB/s)で動画撮影や高速連写に対応。コンパクトで容量も十分なカード。 |
また、これらのカードは耐久性が高く、過酷な環境でも使える防水・防塵性能が備わっているものもあります。例えば、Exascend Catalyst UHS-II SDXC Card 256GB V60は、耐久性が高いだけでなく、大容量と高速転送が可能で、プロフェッショナルな使用にも耐えうる仕様です。

カメラ型式 | おすすめポイント |
---|---|
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R5 ボディー EOSR5 | 高画素45MP、8K動画撮影対応、手ブレ補正機能。プロ向けに適した多機能と高性能。 |
Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6II ボディ black | 24.5MPフルフレームセンサー、4K UHD動画対応、連写速度12fps、優れた低照度性能。 |
SONY(ソニー) フルサイズ ミラーレス一眼カメラ α7III ボディ(レンズなし) ブラック ILCE-7M3 | 24.2MPフルフレームセンサー、5軸手ブレ補正、10fpsの連写速度、4K動画対応。 |
富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼カメラ X-T4ボディ ブラック X-T4-B | 26.1MP APS-Cセンサー、4K60p動画対応、強力な手ブレ補正機能、クラシックなデザイン。 |
OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー ブラック | 20.4MP Micro Four Thirdsセンサー、5軸手ブレ補正、4K動画、コンパクトで旅行に最適。 |
パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5S ボディ ブラック DC-GH5S-K | 20.3MP Micro Four Thirdsセンサー、4K60p動画対応、優れたオートフォーカス、動画撮影に最適。 |
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II ボディ ブラック フルサイズデジタル一眼レフカメラ | 36.4MPフルフレームセンサー、強力な防塵防滴性能、優れた色再現。 |
各カメラ機種に適したSDカードのおすすめポイント
Canon EOS R5
- 推奨SDカード: UHS-II規格、V60以上の転送速度が求められる
- 理由: 高画素45MPと8K動画撮影対応のため、大容量で高速な転送が可能なUHS-IIカードが最適
Nikon Z6 II
- 推奨SDカード: UHS-II対応、V60以上
- 理由: 4K UHD動画や12fpsの高速連写に対応しているため、高速書き込みが必要
Sony α7 III
- 推奨SDカード: UHS-I、Class 10またはUHS-II対応
- 理由: 高画素24.2MPと4K動画撮影に対応するため、UHS-Iでも十分に性能を発揮するが、UHS-IIならさらに安定
Fujifilm X-T4
- 推奨SDカード: UHS-II規格、V60以上
- 理由: 4K60p動画撮影に対応しており、高速書き込みが必要
Olympus OM-D E-M1 Mark III
- 推奨SDカード: UHS-I、Class 10またはUHS-II
- 理由: 4K動画や手ブレ補正機能を活用するため、適度な転送速度が求められる
Panasonic Lumix GH5
- 推奨SDカード: UHS-II規格、V90
- 理由: 4K60p動画対応で、より高い転送速度が求められるため、V90規格のSDカードが最適
Pentax K-1 Mark II
- 推奨SDカード: UHS-IまたはUHS-II、V60
- 理由: 高画素36.4MPの撮影と高画質を求める場合、高速な転送速度と大容量が必要
これらのSDカードは、カメラの性能を最大限に活かし、動画や連写撮影時の遅延を防ぎ、スムーズな撮影を実現します。
カメラでSDカードは何ギガがおすすめ?
カメラに使用するSDカードの容量は、撮影の用途やデバイスの使用目的によって選ぶべき容量が異なります。一般的に、容量が大きいほど多くのデータを保存できますが、用途に応じた適切なサイズを選ぶことが大切です。
写真撮影がメインで、特に静止画を撮る場合、容量が32GBから64GBのカードが最適です。例えば、2400万画素程度のカメラであれば、32GBのカードで約1,250枚程度の写真が保存でき、64GBでは約2,500枚程度保存可能です。通常の旅行や日常的な写真撮影には、これくらいの容量があれば十分です。
動画撮影がメインの場合、特に4K動画などの高画質な映像を撮影する場合は、より大容量の128GB以上のカードを選んだ方が便利です。4K動画では、128GBで約4時間半、256GBで約9時間の録画が可能となり、長時間の撮影が求められる場面で活躍します。
また、RAW画像での撮影や連写撮影を多く行う場合も、64GB以上の容量を選ぶことをおすすめします。特に、高速で連写を行うカメラや、画像データが大きい場合、容量が足りなくなる可能性があるため、128GBや256GBのカードを選ぶことで、撮影中にカードの交換を気にせずに済みます。
結局、使用するカメラや撮影スタイルに応じて、適切な容量のSDカードを選ぶことが大切です。
※RAW画像とは?
- 未加工のデータ: RAW画像はカメラのセンサーから直接取得したデータで、JPEGやPNGなどの形式で圧縮されていません。
- 高い画質: 圧縮されていないため、画像の詳細や色合いを最大限に保持し、高画質な写真を得ることができます。
- 編集の自由度が高い: RAWデータは現像(編集)を前提としており、露出、ホワイトバランス、コントラスト、シャドウやハイライトの調整などが柔軟に行えます。
- ファイルサイズが大きい: 圧縮されていないため、JPEGなどの画像フォーマットに比べてファイルサイズが非常に大きくなります。
- 現像が必要: RAW画像はカメラで直接見ることができません。専用ソフトウェア(例: Adobe LightroomやCapture One)で現像し、最終的な画像に仕上げます。
- 画像の色深度が高い: 通常のJPEG画像よりも色の階調(色深度)が豊富で、細かい色の違いを保持できます。
- 非破壊編集: RAWデータの変更は元のファイルには影響せず、変更内容を反映した新たなファイルとして保存できます。これにより、元のデータを保護しつつ編集が可能です。
デジカメのSDカード容量おすすめ
デジカメ用のSDカード容量を選ぶ際、どのくらいのサイズを選ぶかは、使用目的や撮影頻度によって異なります。基本的には、用途に合わせた容量選びが大切です。
- 日常的な写真撮影: 普段使いの写真撮影や旅行用には、32GB〜64GBの容量が適しています。この容量だと、通常の解像度の写真を何千枚も保存できます。
- 高画素カメラや連写撮影: 高画素のカメラや、スポーツや動物など高速連写が必要な場合は、128GB〜256GBを選ぶと良いでしょう。連写の際には大量のデータが必要となるため、大容量のカードが役立ちます。
- 動画撮影: 4K動画を撮影する場合、128GB〜256GBが推奨されます。特に長時間の撮影や高画質の動画を保存する際は、大きな容量が求められます。
- 4K以上や8K動画: 高解像度の動画を長時間撮影する場合は、512GB以上の容量を選ぶと安心です。特にプロの映像制作などでは、こうした大容量カードが必要です。
容量が大きいほど、より多くのデータを保存できますが、価格も高くなります。使用目的に合った容量を選ぶことで、無駄なコストを避けることができます。

SDカードの値段とコスパを比較
SDカードの価格は、容量や速度、メーカーによって大きく異なります。価格だけでなく、コストパフォーマンスを考慮した選択が重要です。
- 32GB〜64GBのSDカード: この容量帯は比較的安価で、1,000円〜3,000円程度で購入できます。日常的な写真撮影や軽い動画撮影には十分な容量であり、コストパフォーマンスが高い選択肢です。
- 128GB〜256GBのSDカード: 中容量のカードは、3,000円〜8,000円程度の価格帯です。高画素カメラや動画撮影を頻繁に行う方にとっては、この容量がコスパ良く、安心して使用できる範囲です。
- 512GB以上のSDカード: 高容量カードは、8,000円〜20,000円と高額になります。特に4K動画や8K動画を長時間撮影する場合に便利ですが、コストパフォーマンスを考えると、必要な容量以上のものを購入する必要はありません。
コスパを重視するなら、使用頻度が低い場合は小容量のカードで十分です。一方で、大容量を頻繁に使用するなら、容量が大きいカードの方が長期的に見て経済的です。
SDカードをどこで買うのが安い?
SDカードは、家電量販店やオンラインショップなど、さまざまな場所で購入可能です。一般的に、実店舗ではビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店、ドン・キホーテやカインズなどのホームセンター、さらに通販サイトのAmazonや楽天市場で購入することができます。実店舗では、セールやキャンペーンを狙って購入することでお得に買えることがあります。特に、価格.comなどの価格比較サイトを利用すると、最安値の店舗を簡単に見つけることができます。
価格を比較し、定期的にセールを開催しているショップをチェックすることが、最安値でSDカードを購入するためのコツです。また、通販サイトでは送料無料やポイント還元など、さらにお得な条件がつく場合もあるので、購入前に確認するのをおすすめします。
デジカメのSDカードはスマホで転送できる?
デジカメのSDカードは、スマートフォンに直接転送することは通常できませんが、いくつかの方法で簡単に転送することが可能です。まず、SDカードがmicroSDカードの場合、スマホがmicroSDカードに対応していれば、カードスロットに直接挿入して転送できます。しかし、SDカードが通常のサイズの場合は、スマホには直接挿入できないため、別途「SDカードリーダー」や「OTGケーブル」などを使用して転送する方法が一般的です。
また、Wi-Fi機能を搭載したデジカメや、専用アプリを利用することで、デジカメの画像をスマホに直接転送できるモデルもあります。これらの方法を使うと、カメラからスマホへ素早くデータを移動することが可能です。
デジカメ SD カード なんでもいいまとめ
デジカメ用SDカードはカメラの規格に適合したものを選ぶべき
SDカードには「SD」「SDHC」「SDXC」「SDUC」などの規格がある
最新のカメラはSDXC規格のカードに対応していることが多い
古いカメラは「SD」や「SDHC」規格しか対応しないことがある
4K動画や連写撮影を行う場合は、書き込み速度が速いカードを選ぶ
「スピードクラス10」や「UHSスピードクラス1」以上が推奨される
容量は撮影内容に応じて選ぶべきで、容量が大きいほどデータ保存が容易
写真メインなら32GB〜64GB、動画撮影が多い場合は128GB以上がおすすめ
高画素の写真や4K動画撮影には高速転送のUHS-II規格が必要
安価なSDカードには品質が低いものもあり、信頼できるメーカーを選ぶ
防水・耐衝撃・耐温度機能を備えた耐久性の高いカードが安心
実店舗で購入する際はセールやキャンペーンを利用するとお得
オンラインショップでは価格比較サイトを利用して最安値を探す
SDカードはカメラのファームウェアが古いと認識しないことがある
SDカードを購入する際は対応規格、容量、転送速度をしっかり確認する
デジカメ用のSDカードを選ぶ際、「なんでもいい」と考えるのは危険です。撮影する内容や使用するカメラの仕様によって、最適なSDカードは異なります。例えば、静止画だけでなく動画も撮影する場合、高速な書き込み速度が重要です。特に4Kや8K動画を撮影する場合、転送速度が速いUHS-IやUHS-II規格のカードを選ぶと、データ転送がスムーズになり、撮影中の遅延や失敗を避けることができます。
また、SDカードの容量選びも重要です。一般的に、32GB〜128GBの容量のカードが多く使われますが、撮影する内容によって容量は変わります。高解像度で撮影する場合や、動画の長時間録画をする場合には、容量が大きいカードを選ぶと安心です。例えば、4K動画を多く撮影する場合、128GB以上の容量があると便利です。
さらに、アウトドアや旅行先など、過酷な環境で使用する場合には、カードの耐久性を確認することが大切です。防水、耐衝撃、耐温度機能を備えたSDカードは、カメラを屋外で使用する際に安心感を与えてくれます。特に雨や雪、または極端な温度環境では、こうした耐久性のあるカードが非常に役立ちます。
結論として、デジカメ用のSDカードを選ぶ際には「なんでもいい」という考えは避け、自分の撮影スタイルやカメラの仕様に合ったカードを選ぶことが重要です。速度、容量、耐久性をしっかりと確認し、最適なカードを選ぶことで、撮影のクオリティや安定性が向上します。